soyboy の日記

日記です

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2/27

ドトールで宿題を終わらせ、資格学校へ。 宿題の提出率が悪い。と、講師が苛立っている。 いや、プレッシャーをかけてくれているんだろう。 朝から晩まで喋り続け、生徒のフォローまでする。かなり大変な仕事だと思う。 気持ちのこもった授業を、一言一句書…

2/26

2月最後の仕事だ。 今年度もあと1ヶ月になってしまった。 コロナが流行してからというもの、季節の移り変わりや、催事のメリハリが無くなり、舗装された川のように単調に時間が流れる。 ゴツゴツした岩の間を流れる渓流は、もっと味わい深くて美しい。 今日…

2/25

新しい炊飯器からご飯の炊けた香りがする。 最近、黒い象印の炊飯器を買った。 数年前からマイルを貯めていたんだけど、このご時世使い道が無くて、仕方なく商品と交換してしまった。 ハワイに2回分のマイルが毎日の美味しいご飯になった。 古い炊飯器はよっ…

2/24

「今日は友達の家でご飯会の日」 よっちゃんが支度しながら言った。 一人の夜を想像する。 そうだ、カップラーメンを食べよう。 朝は花粉症対策でヨーグルトを食べ、薬を飲んだ。 1回3錠。 水で流し込もうとしたけど、一粒だけ口の中に残ってしまった。 口の…

2/23

前日夜更かししたので目覚めが悪い。 花粉症のせいか、頭がぼーっとする。 実家にいた頃は森林に囲まれて生活をしていたのに、都会に来てから花粉症を発症した。 大気汚染と併せて花粉を吸い込む事でアレルギー反応が出るらしい。 寝ぼけながらよっちゃんと…

2/22

仕事中、よっちゃんからラインが来た。 「新宿御苑でお団子食べた時を思い出したよ」 今日も暖かい。 新宿御苑でふたり桜を眺めた時を僕も思い出す。 春はあまり好きじゃない。 環境の変化や、新しい事への挑戦が迫り、浮き足立ってしまう。 不安や寂しさを…

2/21

朝、嫌がるよっちゃんを起こしてジョギングに行く。 「帰りにドーナツ買ってあげるから」 透き通った青空の下、少し冷たい空気を切って走る。 よっちゃんは海辺のアウトレットで買ったNIKEのランニングシューズをとても気に入っていて、軽快に走り抜ける。 …

2/20

朝。 よっちゃんが支度を始める。 バルミューダの電子レンジから心地いいギターのアラーム音が聞こえた。 昨日作っておいた筑前煮を温めているらしい。 もう少し煮詰めて味を浸透させたかったけど、お椀にいっぱい食べてくれていた。 野菜達をエネルギーにし…

2/19

今日も気温が低い。 日曜日に垣間見えた春の日差しが、本格的に顔を出すのはまだ当分先みたい。 2019.4.6僕たちは結婚式を挙げた。 「今日は晴れ、ピカピカの晴れです。」 よっちゃんが当日読み上げた手紙にはそう書かれていた。 晴れ女の肩書きの通り、その…

2/18

携帯見た。外気温が-2℃らしい。 慌てて布団の中からエアコンのスイッチを入れ、部屋を温める。 まだ暖まり切らない部屋で着替えを始める。よっちゃんが仕事の準備をする頃には適温になっているだろうか。 オレンジのマフラーをした青年が電動自転車で颯爽と…

2/17

夢を見た。 勉強合宿で旅館に集められる。 知らない人達と共同生活を送っていた。大浴場に同年代の男性がいて、話をした。 現実での仕事と夢が混ざり合い、焦燥感が溢れて目が覚める。 雪が降った。 よっちゃんが興奮して窓から外を見ていた。 「雪が降ると…

2/16

お弁当に筑前煮を詰める。 鍋いっぱいに作ったはずなのに、もう無くなってしまった。 鶏肉が形を保てないほど柔らかい。 よっちゃんの朝ごはん用に少しだけタッパーに残した。 僕は今日もファスティングって事にして朝ごはんを食べずに家を出る。 新聞を見る…

2/15

雨が降っていた。 昨日の穏やかな天気が恋しい。 「昨日がもう一回繰り返せばいいのにね」 そう言いながら羽毛布団から這い出る。 コンビニに沢山の車が止まっている。 土建屋のおっちゃん達が朝からシーフードヌードルをすする。 この辺りの建物はシーフー…

2/14

今日はよっちゃんが休みだ。 昨日の夜バスケの動画を見てる僕に、「明日公園にバスケしにいこうよ」と言ってくれた。 よっちゃんはバスケの経験はないけれど、ドリブルを練習したいらしい。 エアードリブルを披露してくれたけど、かなり練習が必要そうだ。 …

2/13

今日は模試。 9月から約半年。自分の中に蓄積された知識を確認する。 記憶はどこに溜まるのだろう。 エビングハウスの忘却曲線では、復習しなければ記憶は時間と共に失われていく様子が単純なグラフになっていた。 なぜか強く記憶に残っている場面や映像には…

2/12

夢を見た。 大雨が降った日、先輩が運転する車に乗る僕。 地下を通り抜けようとするが雨で浸水している。 先輩は思い切って地下に猛進する。 あまりに急な出来事に、僕は絶叫しながら車の窓が閉まっている事をしきりに確認していた。車は水に浮き、コントロ…

2/11

勉強を始めようと机に向かっても、部屋が散らかっている事が許せなくなり、意図に反し掃除が始まってしまう事がある。 それなら最初から整理整頓された部屋で勉強机を始めよう。 机の広さは思考の広さ。 汚い部屋で頭の中を整理整頓される訳がない。 掃除機…

2/10

夢を見た。 冷めたホットドッグを食べると口の中の水分が奪われ、吐き出すと同時に歯が抜け落ちる。 見たことのないデザインのパソコンには、グラフィックのアプリケーションが作動していて、中学校の同級生が後ろからちょっかいをかけてくる。 口の中が乾い…

2/9

朝、今週末はテストがあるので勉強しよう。 そう思いながらiPhoneで2度寝のタイマーをセットする。 意志の強い人を心から尊敬する。 眠い云々の前に起き上がるという選択肢が見当たらない。 中途半端に余裕のある朝になってしまい、ぼーっと歯を磨く。 テレ…

2/8

体がビキビキと音を立ててる。 久しぶりの運動のせいで全身が痛い。 筋肉の修復を優先してしまったのが、体力が全然回復していない気がする。 高校時代は毎日死ぬほど走ってたのが考えられない。SHARPのガラケーを握りしめ、最後のメールを打つ途中で気絶す…

2/7

2月も1週間が経ったらしい。 よっちゃんは今日から職場が新体制になるらしく、少しナーバスだった。 一緒に仕事をしてきた人をサンプリングして、理想の人物像を創ってみる。 優しく、はっきり意見を言える人になれるよう心がけたい。 駅でよっちゃんを見送…

2/6

ビールが残った体をゆっくりと起こす。 血が循環し始める。 頭からシャワーを浴びると、霜が降りた草が徐々に色を取り戻すように、体が覚醒し始める。 ドトールでサンドイッチを急いで胃に流し込んでから資格学校に向かう。 今日は構造力学だ。 二日酔いの頭…

2/5

昨日よっちゃんが買ってきてくれた、鴨のパストラミをお弁当に詰めた。 最近我が家では鴨肉がブームだ。 脂が甘くて、サニーレタスのサラダにも良く合う。 今日は、久しぶりのオンライン飲み会。 夜に予定が入るのは久しぶりで、元気が湧いた。 Amazonでまと…

2/4

朝。 Spotifyのプレイリストに曲を追加する。 高校時代、背伸びして買ったiPod Classicが宝物だった。 60GBに青春を詰め込む。 人生にBGMが搭載された。 ヘルメットの中で銀杏BOYZを歌いながら、駅から汗臭いカバンと共に原付で走り抜けた。 「ハロー今君に…

2/3

緊急事態宣言が延長になったらしい。 八百屋のおっちゃんが嘆く。 飲食店の需要が低下すれば、売り上げは目に見えて下がっていく。 色とりどりの野菜達は、理由もわからず夕方になっても店先に並べられていた。 目に見えない相手を前に、怒りは空を切る。 た…

2/2

冷蔵庫の中はコストコの巨大なピザのせいで、他の食材達が圧迫されている。 作り置きのささみ明太子和えを取り出し、弁当に詰め、家を出る。 今年は2月2日が節分らしい。 職場で豆を貰った。 みんなはその場で食べていたけれど、僕はそっとカバンに入れた。 …

2/1

2月。 2月のイメージは華奢な赤。 2月の大雪が降る日、妹は生まれた。 レストランから窓の外を眺めていると、黒く渋い枯れ木が音もなく雪に包み込まれ、水墨画のようになっていった。 父さんはコーヒーに付いてくる、小さい銀の容器に入ったフレッシュを僕に…