soyboy の日記

日記です

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

8/28

今日も資格学校で6時間半の戦いが始まる。 チャプターが飛んでしまったように夜になる。 完成したプランを眺める。 改善点が見つかる。 昼食を食べていない事を思い出した。 21時を過ぎ、課題を乗り越えた高揚感と共に学校をあとにした。 テイクアウトしてき…

8/27

夏の日差しが戻ってきた。 朝の柔らかい日光は、寝起きの空気を膨張させて湿気を取り込んでいた。 打ち合わせが必要だ。 上司に説明した。 自分から動いて事を動かす。 先回りが大切なのはいままでの経験でよく分かっている。 ただ、僕は予習が苦手だった。 …

8/26

有給休暇の翌日は少し緊張する。 職場が自分の知らない場所になってしまったような感覚。 メールを確認して、時間の流れを掴む。 遅れは取り戻した。 また猛暑が復活してきた。 ただ、全盛期とは違い、終わりに向かっている暑さなので、少し哀愁や趣がある気…

8/25

「午前中で帰ってきてね」 無理難題が出た。 僕は有給休暇を使うのが苦手だ。 苦労は満遍なく偏らないようにしたいので、1日休んで翌日2倍仕事をしないといけないのは辛い。 ただ、最近は少し落ち着いているので、それも不可能ではない。 予定表に休みを入力…

8/24

駅に到着し、スランレスボトルに入れてきた水を飲む。氷が溶け、喉に冷たい水が染み渡る。 流れる汗を取り返すように3口流し込んだ。 急を要する仕事が立て込んでいる時は時間の流れが早い。 逆に余裕がある時は1日が長く感じてしまう。 定時までの時計がゆ…

8/23

昨日のバスケのせいで体が重い。 手のひらの筋肉がつっぱっている。 必要な筋力が全然足りていなかったみたいだ。 よっちゃんが味噌汁をおいしいと言って飲んでくれた。 これからは毎晩野菜を沢山入れた味噌汁を作ることにしよう。 えのきを先に炒めておくと…

8/22

目を覚まし、鶏肉、玉ねぎ、えのきを炒めてから出汁とご飯を入れる。 最後に卵を落としてネギをかければ栄養満点の卵雑炊が完成した。 よっちゃんに食べてもらう。 体に栄養が行き渡ってくれると嬉しい。 今日は美術館に行こうと思う。 会場時間まで近くのバ…

8/21

雨を抱えた雲が不安そうに地上を見下ろしている。 雲の隙間から漏れる太陽の熱気が大量の荷物を持った僕の汗になる。 資格学校に到着すると今日のスケジュールが発表された。 本番を想定した、6時間半、休憩なしの課題に取り組む。 昼ごはんを食べるのは18時…

8/20

そうだ、日曜日は早起きして美術館に行こう。 職場でメールを打ちながらふと思い立った。 いま、近くの美術館ではフィンランドの建築家、アアルト夫妻の展示が催されている。 フィンランドに興味をそそられる理由はいくつかある。 シンプルなデザイン、内気…

8/19

小学校の頃、お盆が明けてしまうのが嫌だった。 夏休みはまだ残っているけれど、大人たちは一足先に社会に戻っていく。 残されたのは宿題と憂鬱。 クラゲも社会に出てくるようだ。 「なぜクラゲはお盆を知っているんだろう?」 小学校の頃、疑問に思った。 …

8/18

夏は終わってしまったのか。 僕の夏休みは一回きりの市民プールで満喫し切った。 過ごしやすい気候が続く。 蝉の声は雨で遮られる。 アイスを食べるチャンスが薄らいでいく気がした。 資料を整理しよう。 引き出しに大量のファイルが詰まっている。 書類をチ…

8/17

雨が降る。 夏だと言うのに雨粒で冷やされた空気が肌をなでる。 数年前の夏、猛暑で外を歩くのも危険な年があった。 「この先、夏は危険なものになるのか」 そんな絶望感が、日射で焼き付けられた脳天から湧き出ていた。 思い返せばあれは異常なまでの暑さだ…

8/16

よく寝たおかげで肌の調子がいい気がする。 どれだけ高い化粧水を使っても基礎がボロボロなら効果は期待できない。 何事も食事と睡眠からはじまる。 何も考えず思いっきり眠れる日が恋しい。 例えばお昼にやすともが買い物をする番組をなんとなく眺めながら…

8/15

梅おにぎりに少し飽きてきたので、ツナマヨを作ることにした。 コンビニのツナマヨとは少し味が違う。 何が入っているんだろう。 高校時代好きだった、お店の唐揚げ明太マヨ丼も家で作ると少し違う。 誰かが作ってくれると味が変わるんだろうか。 曇り空の下…

8/14

大量の荷物を抱え、資格学校に向かう。 今日もキャパシティ以上の情報を詰め込まれる。 2時間半で図面を仕上げることができるようになってきた。 1ヶ月弱での成長を感じる。 やればできる。 そう信じてあと2ヶ月力を振り絞る。 よっちゃんの体調が優れない。…

8/13

今日は職場に人が少ない。 お盆休みも終盤。 ゆっくり過ごした代償が、この後待っている。 オリンピックも終わり、日常が戻りつつある。 コロナウイルスの感染拡大が連日報道される。 いま、僕は感染する訳にはいかない。 大雨の警報が出た。 災害が複合され…

8/12

夏季休暇を取った。 世間はお盆休み。 資格学校に通う受講生達は朝から晩まで製図をしているだろう。 思えばこの1年間、土日はもちろん長期休暇を心から堪能した記憶がない。 何も考えず、映画を見たり、本を読んだりしてうたた寝したい。 妹が引っ越しをす…

8/11

職場に向かう。 お盆の時期なのか、電車に人が少ない。 実家から写真が届く。 プールで遊ぶ姪っ子と甥っ子。 蝉の音と共に夏がどんどん過ぎている。 久しぶりの仕事なのでなかなか脳が切り替わらない。 休みの間は完全に製図で頭がいっぱいだ。 娯楽を求める…

8/10

夢を見た。 家でテレビを見ていると、突然ニュースが流れる。 近所で殺人事件が発生し、犯人は逃走中らしい。慌ててよっちゃんにLINEをしようとすると、家のチャイムが鳴る。 インターホンに映る怪しい人影、直感で殺人犯だとわかり、ドアにチェーンをかける…

8/9

今日から2日間製図の特別講座が始まる。 夏と特訓は相性がいいらしい。 乗り越えるべき壁として立ちはだかる。 これを越えれば見える景色が変わるかもしれない。 周りがどんどん進んでいく中、取り残される焦り。 手に汗が滲み出す。 ただ、明らかに前回とは…

8/8

誕生日だ。 「何か食べたいものはある?」 よっちゃんが質問してくれた。 ピザが頭によぎった。 誕生日だからといって特別な事はせず、掃除機をかけて、製図の宿題を片付けた。 お昼はラーメンを作って、少しベッドで昼寝をした。 友達からお祝いのメッセー…

8/7

製図版を抱えて家を出る。 普段の仕事と変わらない時間だ。 睡眠時間が短いと首に痛みが出ることが分かった。 よく学びよく眠る。 それ以外にやりたい事がたくさんあって困る。 自分の作図能力の低さに落ち込む。 周りが当たり前のようにできている事ができ…

8/6

僕の実家は小学校から徒歩1分のところにあった。 夏休みは日陰を辿ってプールに駆け降りた。 暗くて臭い更衣室の床を素足で踏まないように気をつけながら着替える。 25メートルのプールにはたくさんの子供がいた気がする。 端っこが欠けたビート板を足に挟ん…

8/5

5:00 アラームが鳴る。 あと少しだけを繰り返し6:00になってしまった。 昨日早めに就寝したので、今日は朝から製図をしよう。 よっちゃんのために買ってあった冷たいウィダーインゼリーを喉に流し込む。 グレープフルーツの爽やかな味が脳を目覚めさせる。 …

8/4

水道料金を振り込むために銀行に入る。 ATMが並んでいて、これでもかと言うほど冷房が効いている。 背中を伝う汗が急激に冷やされ、体の熱が奪われた。 外に出るとまた目眩を起こすような日差しが襲いかかる。 冷やされた汗がまた動き始める。 蒸し暑い坂道…

8/3

ラップを机に4枚広げる。 丁寧に、シワにならないように。 水で濡らしたしゃもじを使って炊き立てのご飯をかき混ぜる。 留まっていた湯気があがる。 つぶした梅を真ん中にぎゅっと押しつけ、優しく握る。 「ノリがラップにくっついちゃうね」 そう言いながら…

8/2

夢を見た。 高校の同級生とバスケを観戦している。 寡黙で何を考えているか分かりにくい奴だったけど、なんとなく似た感性を持っていると思ったいた。 目を覚ますと蝉の声が部屋の中まで鳴り響いていた。 炊飯器のご飯をラップに移し、梅を押し込む。 「梅お…

8/1

8月が始まる。 携帯電話の通信量で月の終わりを意識する。 帽子を被り、ジョギングに出発した。 絞ったスポンジのように体から汗が流れ落ちる。 食欲のないよっちゃんのために梅おにぎりを作った。 よっちゃんはエアコンを嫌っているけど、この暑さの中では…

7/31

7月が終わろうとしている。 小学校の夏休みとしては、7月はまだ序盤。ここからなんでもできる気がした。 あれから何度も夏を繰り返してきたけど、あの時感じた万能感に相応するような事をやり遂げられただろうか。 製図板を持って電車に乗る。 肩に負担がか…

7/30

1週間が瞬く間に過ぎていく。 仕事と製図を繰り返し、ほんのすこしの息継ぎで体力を持続させる。 苦しい。 思いっきり息を吸いたい。 陸にいる時は想像もできなかった。 みんなそれぞれ、他人には想像ができない苦しみを抱えている。 泳ぎが得意な魚に、溺れ…