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今年度もあと3日。

よっちゃんは珍しく連休なのでゆっくりとした朝を過ごしている。

一緒にダラダラしたい気持ちを押し殺し、お弁当に卵焼きを詰めて家を出た。

細部に気が向く人を尊敬する。

なんとなく感じとる違和感に疑義を抱く。

そのなんとなくはどうやって育まれたんだろうか。

幅広い経験と知恵を組み合わせて、失敗を起こさないよう心がけたい。

昨日見た「耳をすませば」が何度か頭をよぎった。

小説を読み切ったような感覚が残っている。

ひとつひとつのシーンの裏には、そこでは語られないストーリーがあるような、奥深さを感じた。

イタリアで散策してる途中、よっちゃんが「魔女の宅急便」の挿入歌を口ずさんでいたのを思い出す。

帰宅するとたくさんのお惣菜が並んでいた。

サバとほうれん草のあえ物、ブロッコリーサラダ、パプリカのソテーマリネ、煮卵、塩肉じゃが。

栄養を気遣っての作り置き。

少しづつ全部のお惣菜をお皿に盛った。

よっちゃんの休みの過ごし方を聞くのが好きだ。

今日はかなり働いたみたい。

明日のお弁当はお惣菜を詰めていこう。

24:16