soyboy の日記

日記です

4/16

花粉症の薬が切れたので最近は薬を飲まずに生活していた。

そこで初めて僕の花粉症シーズンが過ぎ去っている事に気付いた。

みんなは「自分はスギ花粉だ」とか「ヒノキ花粉の時期は大変だ」とか言っているけど、僕が知らないだけで花粉を分析できる能力が備わっているのだろうか。

自分の感覚しか知らないくせにそれが一般的な能力だと信じている。

絶対音感のように認められた能力ではなく、もっと地味な特殊能力があるのかも。

 

それを特技っていうのか。

 

僕の場合は、「なんでもそこそこまでならこなせる能力」かな。

 

 

仕事を終えて閉店した店を横目にお弁当屋さんに向かった。

最近できた唐揚げ専門店。

おおきい唐揚げと卵焼き、きんぴらごぼうとひじきが入っている。

Podcastで唐揚げの話を聞いてからずっと頭の中に唐揚げが残っていた。

 

「500円です」

匂いが漏れないようにビニール袋を閉じて電車に乗った。

 

 

 

家で唐揚げ弁当を食べながら中学校の時、知らない小学校から来た友達とどうやって仲良くなったかをよっちゃんと話した。

何か小さいことでもいいから認めてもらう事が自信に繋がるんだと思う。

中学時代の僕はなぜか「バカボンの絵を描けるようになろう」と思いたった。

「すげー」

って言われたかった。

些細な事だけど、そういう積み重ねがアイデンティティを作っているんだと思う。

 

無邪気さと大人らしさと男のプライドが複雑に混ざり合う時期。

屈折して悩んで嫌になってこそ人の苦しみが分かる人間になれるんだろうなと思った。

 

折れないで。

 

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22:36

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4/15

電車の中で見るのに適したドラマをamazon primeで探す。

これといったものは無かったけど、「コタキ兄弟と四苦八苦」をとりあえずダウンロードした。古舘寛治の手張りが好きだ。

 

移動のうち、徒歩の間はPodcastで「霜降り明星オールナイトニッポン」や「ゆとりっ娘たちのたわごと」を聴いて、電車で日記を書き、帰りの電車ではドラマを見て、風呂でもYouTubeを眺めている。

隙間時間に娯楽が押し寄せる。

 

iPhoneが豊かにしたのはこういう所なのかもしれない。

 

朝から病院に行っていたよっちゃんからラインが来る。

夕方まで診察に時間を取られてしまったので、夜ご飯を一緒に食べる事にした。

一皿100円のお寿司屋さん。

海老の天ぷらの手巻き寿司を2人で食べた。 

 

 

心が弱ってしまう時がある。

温めて、穏やかに。

 

 

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24:50

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4/14

ペットボトルと缶のゴミを出せる日だ。

家を出て近所のゴミ置き場を見て思い出した。

よっちゃんに急いでラインする。

家にはビールの空き缶が溜まっている。

 

風の強い日だ。

毎年だいたいこういう日に限ってお花見の予定が入ったりする。雨男。

今年はそんなイベントも無く、ただただ月日が流れる。

職場での歓送迎会も無いまま。

 

夜、外でご飯を済ませて資格学校に向かった。

 

 

帰宅してコーヒーを淹れる。

 

よっちゃんが後から帰宅して、買ってきたたこ焼きを食べ始めた。

僕のコーヒーを羨ましそうに見つめる。

 

 

最近よっちゃんは夜に飲むカフェオレにハマっているらしい。

「自分でカフェオレに砂糖を入れた時はただの砂糖の甘さだけど、人が入れてくれたカフェオレの砂糖は優しさの甘さになるね」

 

 

 

 

 

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 24:10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4/13

お弁当を作る。

よっちゃんが昼ごはんの白米を抜くらしい。

無理して痩せるより、健康でいてくれればそれでいいんだけれど。

よっちゃんの弁当箱に野菜を多めに詰めた。

僕も夏に向けて少し体を絞らないといけない。

家の近所に市民プールがある事を最近知った。

この夏は市民プールでのんびりしてから、エアコンの効いた部屋でそうめんと天ぷらを食べて昼寝がしたい。

 

今日は新規採用の子に仕事を紹介する研修がある。

夢描いていた仕事のイメージとは一致するだろうか。

そういえば自分はどんなイメージを描いていたっけ。とりあえず社会人として給料を得て、毎日を過ごす事に充実感を得ていた気がする。

今では当たり前の感覚になってしまった。

 

 

 

今日も遅くなってしまったのでお弁当を買って帰ろう。

家にはよっちゃんが作り置きしてくれているトマトのマリネがあるはずた。

 

 

 

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24:51

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4/12

ジョギングの影響か、少し足が張っている。

ストレッチすると痛くて気持ちがいい。

仕事のストレスからも少しずつ解放され、生活のリズムを取り戻してきた。

 

今日から2日間、新規採用者が職場にやってくる。

新品のスーツに包まれ、緊張した様子で自己紹介する。

目に写る全てが新しく、情報の処理が追いつかない状態だ。

 

 

ゆっくりと話しかける。

空気に体が馴染む。

 

 

 

 

夜ご飯は豚肉が冷蔵庫に長い間眠っていたので、豚キムチを作った。

今日は仕上げにチーズを入れて炒めてみよう。

よっちゃんが感動している。

「チーズとキムチ最高」

豚キムチは手間の割に美味しさが異常だ。

 

眠そうなよっちゃんにカフェオレを淹れてあげた。

僕も昔、父さんにカフェオレを作ってもらっていた。銀色で木の取っ手がついた小さな鍋でミルクを温めて、インスタントコーヒーを入れて作る。

優しく穏やかな味がした。

 

勉強を済ませ、ベッドに入る。

 

 

 

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24:16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4/11

8:00 よっちゃんを誘ってジョギングに出かける。

先週まで桜が咲き誇っていた川沿いまで走ろう。

真っ青な青空の下を2人で走り抜ける。

 

帰り道にマクドナルドでマックグリドルソーセージマフィンを買って帰った。

よっちゃんはいつもマックグリドルを選ぶ。

僕も好きだ。

マックグリドルを分解してプレートに載せれば、パンケーキとソーセージになる。

そこにサラダでも加えれば立派なモーニングプレートになると思う。

 

 

シャワーを浴び、掃除機をかけ、勉強。

お腹が空いてきたので、喜多方ラーメンを使って野菜たっぷりのあんかけラーメンにしてみた。

多分、よっちゃんが好きな味だと思う。

 

 

窓から入ってくる柔らかい日差しを感じながら、2人で少し昼寝をした。

毛布があたたまる。

 

 

 

図書館で借りた本を返しに駅まで散歩した。

帰り道に野菜を買って帰り、ふるさと納税でもらった高級なお肉を使ってすき焼きを作った。

 

結婚式から2年経ったので、式場がある庭園に行ってみようかなんて行っていたけど、今日も平穏な1日になった。

 

また、今度。

 

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23:06

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4/10

日記が100ページ目に到達した。

アクセス数もいつの間にか4000回を超えている。

紙の日記帳とは違ってドーナツを食べた時の汚れが付くことはないし、雨で濡れたページがヨレて膨らんでしまうこともない。

そんな愛着が滲むような跡は残らなくても、誰かが目を通してくれている事実こそが、毎日文字を綴るモチベーションになっている。

 

ありがとう。

 

 

資格学校に向かうため、服を着替える。

最近買ったJordan のナイロンジャケットを何も考えずに羽織った。

 

今日は空調設備について勉強した。

蒸発と凝縮によって熱をコントロールしている。

アーサー・C・クラーク

「高度に発達した科学技術は魔法と区別がつかない」

と言った。

昔の人がiPhoneを見れば充分魔法だと思うだろう。

基礎科学とその応用。

その積み重ねが今の生活を成している。

 

空調の仕組みさえ完全には把握しきれなかったが、とりあえず今日も一歩前進した。

 

 

 

お酒が好きなわけでは無いけれど、土曜日の夜はビールを飲もう。

今だけは、嫌なことも全て忘れて。

 

 

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23:01